ヒアルロン酸とコラーゲンの違いとサプリメントの選び方

肌を気にする女性
保湿成分としてよく知られるコラーゲンとヒアルロン酸、どちらも似たような効果があるため混同している人も多いのではないでしょうか。確かに共通点も多い二つの成分ですが、その効果は実は全く異なります。

この二つの成分の共通点は、人の体内で存在している場所です。どちらも軟骨や皮膚の内部の真皮という場所に存在しています。軟骨では関節にかかる過重に絶えるための緩衝材としての役割を担っています。真皮では、肌のハリと弾力を保ち、潤いを保持する働きがあります。ではこの二つの成分の違いは何でしょうか。

真皮は、コラーゲンとエラスチンが網目状に張り巡らされており、それによって内側から表皮を支えています。このコラーゲンがピンと張っていることで、肌はハリを保つことができるのです。しかし外部からの刺激などによってコラーゲンが破壊されてしまうと、網目が緩んで肌がたるんでしまうのです。

ヒアルロン酸は、水分を保持してコラーゲンとエラスチンの隙間を埋め、肌に弾力と潤いを与える働きがあります。ヒアルロン酸の保水力は非常に高く、1gで6リットルもの水分を抱え込むことができます。しかしヒアルロン酸は加齢とともにだんだん減少していきます。そのため年とともに肌は弾力を失い、乾燥しやすくなるのです。

コラーゲンやヒアルロン酸は、化粧品から摂取する方法のほかに期になる箇所に直接注射したり、食品やサプリメントから経口摂取する方法があります。特にサプリメントは成分の含有量は少ないものの手軽に摂取することができ、さらにビタミンやグルタミン酸など美容に効果のある複数の成分が一緒に配合されているものもあるため、効率よく美肌対策ができるというメリットがあります。本来コラーゲンやヒアルロン酸は分子が大きいため、途中でアミノ酸に分解されてほとんど体内に吸収されません。しかし最近では分子の小さい低分子コラーゲンや低分子ヒアルロン酸も開発されているため、サプリメントを選ぶ際には低分子のものを選ぶといいでしょう。

ヒアルロン酸とプラセンタの違いとサプリメントの選び方

肌を確認する女性
化粧品の成分として良く目や耳にするヒアルロン酸とプラセンタ、名前は知っていてもその働きについて実は良く知らないという人も多いのではないでしょうか。また、似たような効果があるため違いが分からないと言う人もいるでしょう。本当に効果のあるサプリメントを選ぶためにも、この二つの成分の効果とその違いについてしっかりと理解しておきましょう。

ヒアルロン酸は、肌の内部である真皮という場所に存在しています。真皮はコラーゲンとエラスチンが網目状に張り巡らされており、肌表面の表皮を下から支える役割を担っています。このコラーゲンとエラスチンによって、肌はハリを保持することができるのです。そしてヒアルロン酸は水分を抱え込んでコラーゲンとエラスチンの隙間を埋めるように存在しています。この成分の特徴はなんと言っても高い保水力です。ヒアルロン酸1gで6リットルもの水分を抱え込むことができると言われており、この成分の働きによって肌は潤いを保つことができるのです。

プラセンタは、哺乳類の赤ちゃんがお腹の中にいるときに包まれている胎盤から有効成分を抽出し、加工したものです。プラセンタにはアミノ酸など多くの有効成分が含まれており、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を活性化させたり、コラーゲンやヒアルロン酸の酸化を防ぐなどさまざまな美肌効果が期待できます。

つまり、特に乾燥が気になると言う場合にはヒアルロン酸を摂取して保水力をアップさせ、なんとなく肌の調子が悪いと言う場合にはプラセンタを摂取して肌の細胞そのものを活性化させるのが効果的です。

プラセンタはサプリとして摂取することで高い効果が得られることが知られていますが、ヒアルロン酸は経口摂取しても分子が大きいためほとんどアミノ酸に分解されてしまい、効果がないという意見も多く見られます。しかし最近では分子の小さな低分子のものも開発されているため、サプリメントを選ぶ際には低分子のものが配合されたものを選ぶといいでしょう。

ヒアルロン酸とセラミドの違いは?サプリメントは効果ある?

肌のきれいな女性
乾燥肌に悩んでいる方であれば、一度はヒアルロン酸とセラミドという名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。どちらも高い保湿力を持つ成分として、化粧品やサプリメントによく配合されています。ではこの二つの成分の違いは何なのでしょうか?

人間の肌は表面から表皮、真皮、皮下組織の3階層に分かれています。ヒアルロン酸は肌の内側にある真皮に存在しており、水分を抱え込んで肌に弾力を与える役割があります。一方セラミドは表皮の角質層に存在し、肌を保湿するとともに外部の刺激から肌を守るバリアの働きもしています。どちらも年齢とともに減少していくため、健康な肌を保つためには化粧品やサプリメントで補う必要があります。

ヒアルロン酸とセラミドは、どちらか一方だけを補うよりも両方一緒に取り入れるのが効果的です。ヒアルロン酸で肌に十分な水分を補い、その上からセラミドでしっかりと蓋をして水分が蒸発するのを防ぐのです。

では、化粧品とサプリメント、どちらを使って補うのがいいのでしょうか?化粧品であれば、肌に直接塗りこむため、すぐに効果を実感することができます。特にセラミドはもともと肌の表面に存在する成分なので、化粧品による効果が現れやすいでしょう。一方サプリメントは、身体の内側から成分を補うことができるので、長期的な効果が期待できます。そのため、化粧品を使って現状の肌トラブルを改善するとともに、サプリメントを飲むことで今後の肌トラブルを防ぐというのが最も効果的な方法でしょう。

セラミドサプリメントは、毎日0.6g、4週間摂取したことによって皮膚の水分蒸発量が減少したという結果が報告されており、確かな効果があることが分かっています。しかしヒアルロン酸はサプリメントによる効果についてはまだはっきりとしていないところがあります。さらにヒアルロン酸は分子が大きく、経口摂取してもアミノ酸に分解されてしまうため体内に吸収されにくいという特徴もあります。ただし最近では、吸収されやすいよう分子を小さくした低分子のヒアルロン酸も開発されているため、サプリメントを選ぶ際には低分子ヒアルロン酸が配合されているものを選ぶといいでしょう。

ヒアルロン酸とグルコサミンの違いとサプリメントの選び方

透き通る潤いを
関節や膝の痛みを和らげる効果があるとされているグルコサミンとヒアルロン酸、どちらも高い水分保持力がありサプリメントに一緒に配合されていることも多い成分ですが、この2つの成分の違いは何なのでしょうか?

ヒアルロン酸はムコ多糖類の一種で軟骨と軟骨の間にある関節液に含まれています。この成分には1g中に6リットルもの水分を抱え込める高い保水力があり、その水分によって関節の衝撃を和らげるクッションの働きをしています。一方グルコサミンはアミノ糖の一種であり、軟骨を構成する成分であるプロテオグリカンを作り出すとともに軟骨の再生や修復を行います。このプロテオグリカンの中には、ヒアルロンも含まれています。

つまりヒアルロン酸は軟骨を構成する成分そのものであり、グルコサミンはヒアルロン酸を生成して軟骨の再生を助ける成分なのです。そのためグルコサミンが不足するとヒアルロン酸も不足し、クッションが失われた関節には大きな負担がかかるようになって痛みや炎症が引き起こされるようになるのです。

この二つの成分は、年齢とともにどんどん減少していきます。そのためサプリメントによって適切に補うことで、関節のトラブルを軽減することができるでしょう。ただしヒアルロン酸は本来分子の大きな成分なので、体内に吸収されるときにはほとんどがアミノ酸に分解されてしまうためサプリメントとして摂取しても効果はない、という意見もあります。しかし最近では、吸収を高めるために分子を小さくした低分子ヒアルロン酸も開発されているため、サプリメントを選ぶ際には低分子のものが使われているものを選ぶといいでしょう。また、グルコサミンとヒアルロン酸の二つの成分、そして軟骨成分であるコンドロイチンが一緒に配合されているサプリメントならば、クッションとしての成分と軟骨成分そのものを効率よく摂取することができ、より効果的に関節のケアを行うことができるでしょう。

ヒアルロン酸とコンドロイチンの違いとサプリメントの効果

浜辺を歩く女性
膝の痛みを緩和する効果がある成分として、ヒアルロン酸とコンドロイチンがあります。これらは一緒にサプリメントに配合されていることも多いのですが、なんとなく似たような効果があるためついつい混同してしまいがちです。そこでここでは、この二つの成分の違いについてご説明します。

まずは膝の構造についてご説明します。膝の内部では太ももの骨とすねの骨がつながっています。この骨と骨とをつなぐ部分が関節であり、関節には軟骨と関節液があります。軟骨は骨の先にある柔らかい骨であり、軟骨の間を埋めているのが関節液です。軟骨は関節のクッションや潤滑油の働きをしており、これによって関節はスムーズに動くことができるのです。関節液が減り軟骨が磨り減ると、クッションや潤滑油を失った関節は思うように動かず、膝の曲げ伸ばしによって痛みを感じたり炎症を起こすようになってしまうのです。

ヒアルロン酸は関節液の主成分であり、関節の曲げ伸ばしをする際に軟骨の表面を摩擦から守る働きをします。一方コンドロイチンは、軟骨の中に存在して関節液を吸収する役割を担っています。

ヒアルロン酸もコンドロイチンも、年齢とともに減少していく成分です。そのため、食事やサプリメントで適切に補う必要があります。特にサプリメントであれば、ヒアルロン酸とコンドロイチンが一緒に摂取できるものもあるので効率的に必要な成分を補うことができます。ただし、ヒアルロン酸は分子が大きいため、経口摂取してもほとんどがアミノ酸に分解されてしまい体内にほとんど吸収されないという意見もあります。そこで、吸収率を高めるために開発されたのが分子の小さなヒアルロン酸、低分子ヒアルロン酸です。サプリメントを選ぶ際には、この低分子ヒアルロン酸が配合されているものを選ぶのがいいでしょう。またコンドロイチンも、経口摂取による効果は医師や研究者によって意見が分かれています。ただしコンドロイチンは医薬品として関節の痛みに効果があることが認められている成分なので、何らかの方法で体内に摂取することがすすめられます。